冷たい手

2001年11月19日
   いくら待っても

   逢えるはずがないことは

   充分すぎるほど理解していたのです

   けれども

   この場所から動けずに

   空が色を失い始め

   赤く冷たい指先に

   小さな息を吹きかけ  

   こぼれ落ちる雫を拭って

   あなたの姿を

   探していました  

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索